銃猟

さて、11/15から解禁された岐阜県での銃猟ですが、今季私はすでに4頭捕獲しました。

昨年の雪の影響か、シカがかなり減ったと感じます。私がよく行く林道では、昨年は林道を車で走るだけで10~20頭くらいのシカを目撃していたのですが、今年は目撃なしの日もあり、平均すると2~3頭といったところでしょうか。そこに向かう県道でも、夜間に走ると20頭以上は目撃していたのですが、今年はほとんど見なくなりました。同じ場所をよく走る友人も、同意見。おそらく本当に減っているんでしょう。

去年のシーズン終わり(2月末〜3月くらい)、カンジキを履いて雪の中を歩きましたが、見るのは死体ばかり。やっと見つけた生きている個体も、ガリガリに痩せて、毛はボサボサ、貧相な見た目をしていました。雪上に露出した木の幹、雪の重みで落ちた木の枝は、樹皮だけが食べられていました。

生息域・個体数が増えている(この辺りは諸説ありますが。。。。)というシカですが、私の地域では雪の量とそれに付随する餌資源の減少によって、個体の多くが冬を乗り越えられず、その量を維持できなかった模様です。

以前、雪がしばらく降らなかった期間がありました。その期間が2~3年続いたでしょうか、その後積もった時に林道に出かけてみたんです。友人と、鉄砲を持って、2人で。当時はあまり山の歩き方も知らず、とりあえず雪の中、散策気分で歩いていました。林道を奥まで進みましたがシカとも出会わず、まあここらで一服するかということで、コーヒーを沸かして1時間くらいのんびりしました。その帰り道でした、シカが”落ちていた”んです。

どうやら、4mほど上の崖から足を滑らして落ちた様でした。若そうだが成獣のメス。おそらく、まとまった積雪というものを初めて経験したんでしょう。まだ生きていましたが、どこか打った様で動けず、怯えた目をしていました。なかなか稀有な体験をしました。あの体験はおそらく一生忘れないでしょう。皆には冗談半分で、”狩猟に行っても獲れない続きの僕に、山の神が恵んでくれたんだわ”と話しています。

野生動物にとって、雪は生きるのに枷になっているでしょう。その一方で、優秀な個体を選別する機会にもなっていると感じます。足を滑らせて落ちた個体は、残念ながらその選別から漏れてしまった様です。

昨年の大雪で減ったシカも、今後個体数を増やしていくのでしょうか。今年獲ったシカはどの個体もかなり脂肪を蓄えています。個体数が減った分、一頭あたりの餌資源が豊富になった可能性が考えられます。栄養状態の良いシカから、また多くの子供が生まれるのではないかと、感じているところです。

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